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ピロリ菌について相談したい

ピロリ菌は胃の粘膜に生息している細菌で、年齢が高くなるほど感染率が高くなるとされています。
ピロリ菌により胃の粘膜が傷害され、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などが生じ、一部は胃がんに進展するとされています。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍にかかっていてピロリ菌に感染している場合、10年間で2.9%の胃がん発生率があったのに対し、感染していない人では0%だったとの報告があります。
また、早期胃癌を治療した後にピロリ菌を除菌した場合、除菌しなかった人に比べて新しい胃がん発生率は1/3であったとの報告もあります。

ピロリ菌の検査の対象となる患者さんは、以下の方です。(該当しない方は保険外診療となります。)

検査の方法

当院では息を吐いて行う尿素呼気試験、その他血液検査と便中抗原測定の3種類が行えます。

治療(除菌の実施)

ヘリコバクター・ピロリ陽性であることが確認された場合には1週間お薬を内服して頂き、1ヶ月後に除菌できたかどうか判定します。

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